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借金は身を滅ぼす 完済篇

有名なコピペですが他人事では無いので(笑)紹介しておきます。

順番にどうぞ。



借金は身を滅ぼす
借金は身を滅ぼす②
借金は身を滅ぼす③
借金は身を滅ぼす④
借金は身を滅ぼす⑤
借金は身を滅ぼす⑥
借金は身を滅ぼす⑦
借金は身を滅ぼす⑧
借金は身を滅ぼす⑨
借金は身を滅ぼす⑩
借金は身を滅ぼす 完済篇



前の会社を解雇になってから3年と半年が経過していた・・・。

<2005年12月20日(火)>

8時30分、3つの目覚まし時計が同時に鳴る。
いつもと変わらない朝。

ボーとした頭で洗面所に行き歯を磨く。
特にいつもと変わらない。
違う点といえば、今日が「ボーナス支給日」ということだけ。

計算では「前倒しで完済できうるだけのお金が貯まる」日である。

正直ドキドキすることはない。
自分でも驚くくらい普通だ。
借金を400万円抱えていた時は「完済したらまじで嬉しいだろうな~。道頓堀に
飛び込んでも違和感ないんじゃない?」と思っていた。

が、現実は約10年間の返済で心も体も疲弊している。
初めての借入れが「1996年9月」の武富士からの借金。
わずか20万円の借り入れが私の人生の歯車を完全に狂わせ、思い描いていた将来
は木っ端微塵に砕かれ、現在は借金の秘密を抱えたまま生きているサラリーマン。

「いつ借金がばれるか、怖い・・・」

完済してしまえば「笑い話」の一つとして済ますことができる自信はある。
ただ、現在進行形の借金男ではどうしようもない。
「大事な仕事も任せられない」と言われれば引き下がるしかない・・・。

重度の「ネガティブな男」になっている。

こんな状況も今日で終わりだ。

借金を完済してしまえば明日からは輝かしい未来が待っている!

会社に着く前に銀行に寄ってボーナスが振り込まれているかを確認してみる。
通帳をATMにいれると、明らかに印字をしている動きがあった。

「振り込まれてるな」

1行の印字のため、すぐに通帳が出てきた。

「よし!」

ボーナスが振り込まれて、通帳に記されている残高は

【差引残高:1,134,621円】

「あぁ・・・・」

なんとも言えない感覚。
感動でもなければ安堵でもない。

「これで完済できる」という事実が、自分を今まで感じたことのない感情で包
んでいる。

この時点でも「嬉しい」という思いは無い。

その後、一度出社してカバンを置いてから携帯を持って外に出る。
前に勤めていた会社(お金を借りている)に完済報告をするためだ。
前の会社に電話をするのはかなり緊張する。

女性:「はい、○○(社名)でございます」
私 :「す、すいません、松下というものですけど、斉藤課長はいらっしゃい
    ますでしょうか?」
女性:「少々お待ちください」

課長:「はい、斉藤です」
私 :「あっ、課長。お、お世話になります。松下です」
課長:「お~、松下か。どうした、元気にやってるか?」
私 :「は、はい。元気にやってます」
課長:「就職したんだってな」
私 :「はい。現在は真面目にがんばっています」
課長:「それがなによりだ。で、どうした?」
私 :「あ、あのですね、会社から借りていたお金を前倒しで完済したいと思
    いまして」
課長:「ほ~。お金はどうしたんだ?また借金じゃないだろうな?」
私 :「いえ、いえ。それだと全然意味がないんで。きちんと貯めたお金なの
    で大丈夫です」
課長:「そうか~。じゃあ、金額とか振込み先とか、色々こっちで確認したら
    また連絡するわ」
私 :「すいません。では、連絡は私の携帯に」
課長:「よし。ちょっと待てよ。メモ、メモ・・・。いいぞ」
私 :「はい。090-・・・」
課長:「分かったら、また電話するわ」
私 :「お願いします」

ふ~、終わった。

時間にしてわずか1分くらいのやりとりだったが、めちゃくちゃ疲れた。

その後、夕方になって振込先と金額の連絡が課長からあった。
金額は事前に計算していたものとピッタリだったので、ひとまず安心する。

振込み時間は過ぎていたが、急いで銀行のATMから100万を超える金額を振り込んだ。
手続きは明日なので、正式に完済が完了するのは明日(12月21日)。

「終わった・・・」

とにかく終わったのだ。
が、正直、ちっともうれしくない。

なんでだろう・・・。


<2005年12月21日(水)>

今日も普通に仕事をする。
ここ数日忘年会が続いてるので、完全な二日酔い状態。
酒にはそんなに弱い方ではないが、連日連夜の酒が内臓を驚かしているのか、
昼も食欲が全く無い。

午前中に携帯へ課長から留守電が入っていた。
内容は「振込みを確認できたこと」と「完済証明をどうするか?」の2点。
完済証明なんていらないので、借金する際に書いた契約書の原本を送ってもらう
ようにお願いしようと思う。

これで完全に【完済】ということになる。

「完済したぞ!!!!!」

と叫んでみる気力も今の私にはありません。

【完済=終了】

と思っていた構図は完全に崩れ、完済した今日も仕事で、夜にはお客との忘年会が
待っています。
すでに忘年会で何度かやった「レイザ-ラモンHG」のモノマネも、かなり自分の
ものにし始めている。(5分ならなんとかイケる!)

ここ数年の自分は「完済」を人生の目標にしていたし、毎月借金が減るたびに自分
を勇気づけていた。

自分でもここまでよくがんばったと思う。
でも、よくよく考えると全然人に自慢できることではない。

「借りたお金を返した」

たったこれだけのこと。
社会生活を営む上で至極当然のことで、「よくやった」と褒められることでもない。

やっと10年遅れでみんなと同じスタートラインに立った、だけなのだ。

唯一よかったことは、これで自分が事故かなにかで急に死んだとき、親に対して返済
の催促がいかないことがかなり嬉しい。


<2005年12月22日(木)>

今日は数十年振りの大雪のため、予定していた忘年会が延期になった。
とりあえず、帰るために駅へと向かう。

ただ「きっかけ」が欲しかったのかもしれない。
数年ぶりに親(勘当されている)に電話をかけてみた。

母親:「はい、松下です」
私 :「おれ」
母親:「一樹?」
私 :「うん。そっち、雪大丈夫?」
母親:「あんた、きちんとやってるの?」
私 :「うん、大丈夫。で、借金の件なんだけどさ、昨日全部返した」
母親:「お金のことはいいけど、きちんと食べてるの?」
私 :「大丈夫だって」
母親:「なら、いいけど・・・。体は気をつけるんだよ」
私 :「うん、分かった・・・」

その後、母親は食べ物を送りたいから今の住所を教えてくれと言った。
お米も送ると言ったが、それは重いだけだからこっちで買うと断った。

母親はおれが借金を完済したことよりも体のことが一番心配だったようだ。

本当に親不孝でごめんなさい。


<2005年12月24日(土)>

「クリスマス・イブまでに完済するぞ!」と誓ったのは数ヶ月前。
無事に達成できたので、これも予定通りに「クリスマスケーキ」を買って1人で祝うが、
半分以上残してしまう。
甘いものがあんまり食べられなくなったことを実感した。

「もうすぐ30歳だもんな・・・」

明日は会社の同僚の結婚式がある。
週が明けると延期になった忘年会と自分の会社の忘年会もある。

2005年、完済。

2006年は?

自分の人生はこれから先も続いていく。

「借金」という大きなハンデはあったが、今は前に進むしかない。

やっと手に入れた本当の「普通の生活」。


それにしても10年という月日は長過ぎた・・・。



【完】



いかがでしたか?

「ギャンブル依存症」や「自転車操業」、人がおちいりやすい罠です。

お金を借りることを否定はしませんが、目的をしっかりと持って
自己管理の元に行動しましょう(←自分への戒め)
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私の彼も4百万程の借金があり、彼はバツイチでずっと養育費を支払っていると言われていました。私が何故か胸騒ぎがして、彼の部屋を探っていたら借金を司法書士に頼んで示談し、司法書士に支払っていることがわかりました。彼にも言い、今は彼のキャッシュカードや通帳等私が持って、彼には現金を少しだけ渡しているだけです。数ヵ月後に結婚する予定ですが、正直私の中では不安があります。今までたくさんのお金を使ってた人が、少しのお小遣いでやっていけるものなのか?借金返済まで後2年あります。
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Author:takechan69
会社員です。
消費者金融から300万の借入れがあり返済中です。

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